こんにちは、美香です。
新年、もう1月も4週目ですが、
まだまだ心新たに、という気持ちがありますので、
今日は、私が生きているうえで、そして、ビジネスのうえで、
基本にしている言葉をご紹介します。
今日は、少し長くなります(笑。
大層なものではなく、当たり前の言葉。
素直
反省
奉仕
謙虚
感謝
なぜ、これらの言葉なのか、というと、
20代に勤めていた会社の社長に
素直になる心、
反省する心、
感謝する心、
この3つを忘れないでいれば、
人間関係も悪くならないし、
仕事もうまくいく、
と、毎日言われていました。
少し私のことをご紹介すると、
卒業後、私は、信販会社に最初に勤めていましたが、
数年も経つと、やることが毎月同じことが多くなり、
これ以上この会社に居ても、役職になれるわけでもなく、
先が見えてきたので、
信販会社を退職しました。
その時にお会いしたのが、
前出の社長でした。
当時、私は、仕事のステップアップを目指し、
誰にも負けないキャリアウーマンになりたい!
という気持ちでした。
その想いを買われて、その会社の幹部候補生として入社しました。
その会社は、
不動産デベロッパーと食品加工業を主とする中小企業で、
その他にグループ会社をいくつか持つ
多角化経営の超ワンマン社長の会社でした。
役職はあれど、その社長以下は、
グループ会社の社長でもほぼ同列に近いものでした。
最初はグループ会社の経理をしながら、
社長の思いついた(失礼かな)事業を形にするのが仕事でした。
M&Aだったり、最初から立ち上げたり。
業種は、フィリピンパブ、クラブ、居酒屋、
第3セクターのミニゴルフ場、食品卸会社、土木会社、産廃会社、
水産卸会社、和食レストランなど。
また、会社の周年記念やゴルフコンペなどのイベントは全て私が担当していました。
超がつくほどワンマンな社長ですから、言うこと、やることは厳しい。
仕事はもちろん、仕事上の立ち振る舞い、気遣いなど、
すべて100点満点でなければならない、、、
いや、許されない世界でした。
今までのお会いした数々の経営者のなかでも
一番ワンマンド度が高く、
私の今までの仕事人生の中で、一番精神的に厳しかったです。
褒められることは、ほぼない。
できて当たり前(それは今となってもそうですけど)。
少しのミスや不手際は、大変なことになります。
何が大変って、社長室で怒鳴られ→説教→なだめられる、のです。
大抵1時間以上。ひどいときは2時間以上。
「説教→なだめられる」の内容は大体一緒です。
そこが長いのか、短いのか、だけ。
仰っていることが間違ってないから、反論もできない。
いや反論しようものなら大変な騒ぎになります。
その説教の中でいつも出てくるのが、
素直になる心、
反省する心、
感謝する心、
でした。
耳にたこができるくらい聞いた、
というのはこれだろうな、というくらい。
当時は、まだまだ若く、勢いもあった頃です。
尖っていたくせに、頭でっかちで、
わかっているようで、わかっていない。
やっと、40歳を過ぎて、色々な経験、体験をして、
でも、まだなんとなくですが、わかってきたようです。
今は、その時の社長に感謝しています。
ところで、さきほどの3つ言葉、
「日常の五心」の一部です。
後に知りました。
「はい」という素直な心
「すみません」という反省の心
「私がします」という奉仕の心
「おかげさま」という謙虚な心
「ありがとう」という感謝の心
今は「日常の五心」を私が生きていく上での基礎としています。
毎日忙しくしていると忘れがちなこの言葉。
今年はもう一度初心に戻って、
この言葉の意味を再認識して、
豊かな人間性を磨いていきたいと考えています。
長くなりましたが、今年も心豊かに過ごしていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!
美香
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